白いアイアンフレームのキューブをいくつも積み重ねたツリー。
カスタムで作る“光るオーナメント”で装飾し、白いジャングルジムに雪がゆらゆらと降りそそぐようなやさしく静謐な空間を演出します。
■期間:11月9日(水)〜12月25日(日)
■点灯時間:9:00〜23:00 ※初日は18:30点灯
■場所:商業棟1F レクサスギャラリーMIDLAND SQUARE
ロンドン・東京を拠点に活躍する吉本英樹さん
<デザインエンジニア>
クリスマス後も街に生き続ける廃棄ゼロのSDGsなツリーをめざして
Stay in Touch 〜点は、いつか、線になる〜
2022年のツリーデザインを手掛けるのは、宇宙工学からアートまで、今、世界が注目するデザインエンジニア、Tangent創業者の吉本英樹さん。
<Tangent>とは<接線>を意味し、交わってはいないけれど触れている直線のことを指します。
ほんの少し触れているだけで、夢見心地になったり、ホッとしたり。一点しか触れていないけど、触れているからこそじんわりと効いてくる、そんなやさしく温かな、人間の心にそっと寄り添うアートツリーを製作いただきます。
聖夜だけで終わらないSDGsツリー
クリスマスの幸せな気分をすぐには終わらせたくないという想いから、廃棄ゼロのツリーをめざします。
クリスマスが終わった後は、遊具などとして子どもたちに遊んでもらえるよう、躯体をリメイク。名古屋市内の保育園や幼稚園に寄贈する予定となっています。
また、使用した発光体も照明器具に再利用。役目を終えたクリスマスツリーが、形を変え、街のどこかで再び輝き続けますように。
記憶に残る聖夜を
ミッドランドスクエアでこのツリーを眺める時間は、私たちの人生というタームから考えればほんの一時かもしれません。
しかしその一瞬の接点から生まれた印象や想いは長く心に残り得るもの。
またその作品も保存されることで、記憶は立体的に、より永続性を増していくことでしょう。
数えきれないほどの接点が生まれるであろうミッドランドスクエアのクリスマスインスタレーションを、今年もどうぞお楽しみください。
CO2フリー電力、ボタニカルライト、海洋プラリサイクルなど SDGsに配慮したサステナブルなイルミネーションを実施。
■期間:2022年11月9日(水)〜2023年2月28日(火)
■時間:17:00〜23:00
■場所:<樹木>ビル北側・西側・南側
<植栽>北側・西側
■電球数:LED約9万球
全体を名駅エリアイルミネーションのシャンパンゴールドに統一し、名駅を訪れた人の心を暖かく照らします。イルミネーションには、CO2フリー電力を導入。また微生物の力で発電するボタニカルライトを一部採用したり、リサイクルプラスチックを使用したオーナメントを装飾し、SDGsに貢献していきます。
■01:廃材プラスチックオーナメント。
ミッドランドスクエアのロゴかたどる等で利用。
■02:海洋性プラスチックオーナメント
植物の力で発電!未来のエネルギー『botanical light』
botanical light(ボタニカルライト)は、植物と共存する微生物が生命活動をする際に、土や水の中で放出される電子を利用して発電しています。植物が育つ土壌や水辺に電極を挿しておくだけで電源がなくても、植物が元気に育つ環境があれば電力を得ることができる未来のエネルギーです。