高校在学中の17歳からモデルの仕事を初めて、25歳から30歳手前まで「メンズクラブ」でレギュラーモデルをしていました。35歳からはビジネスパーソンなファッション誌「ゲイナー」(現在は休刊)に出ていました。3年前から「東京カレンダー」のレギュラー、そして、1年前から再び「メンズクラブ」で表紙モデルをやらせてもらっています。
僕は仕事を選びたくないんです。呼んでもらえるお仕事は、全力でやろうと思っています。モデルとして大切にしているのは、現場の撮影が上手くいくことなんですね。求められるシーンに合わせたポーズや表情、服がきれいに見えるように、そして、現場が楽しいと「また櫻井を呼ぼう」って思っていただけるのかなと。僕の顔は良くも悪くも丁度良いと思うんです。その丁度良さが雑誌の誌面のデートシーンに出ていると妙にリアルで、親近感が湧く。そんな僕がナチュラルテイストな普段着やキレイ目のジャケットを着こなす。読者のみなさんはこんな僕に共感してもらえるのかな。
化粧品は10年くらいシスレーを愛用しています。それを使って家で簡単なケアしているくらいです。あとは、体型維持が目的で、スポーツジムに週1〜3回通っています。ジムに友達のパーソナルトレーナーがいるので、たまにフォームを教えてもらっていますよ。狙ったところに効くのでいいですね。
ビルが建ち並ぶシティと閑静な住宅街があって、そのメリハリがいいですね。
街で夜遊んでいても、みんな楽しそうで、穏やかですし‥‥。
僕、食べ物は濃い味付けが好きなので、名古屋の食べ物が大好きなんです。
味噌カツとか、うなぎのひつまぶしに、カレーうどんとか、
よく地元の人は、名古屋メシってそれほど美味しくないって言うじゃないですか。そんなことなく、すごく美味しい。10年以上前に初めて名古屋に来た時に味噌カツを食べて、すんごい感動して、あのソースを買って帰りましたもん。帰って近所のスーパーでトンカツ買ってきてアレをかけたら、もうできちゃう。感動です。
僕ら世代にとって、一時期ブームになった名古屋嬢のインパクトが強くて。名古屋巻き髪に華やかな服というイメージがありました。ところが実際に、ここ数年は年一回以上は仕事で来るようになって、みなさん品よくオシャレですよね。大阪は華やかで東京はシック。名古屋はその真ん中で、程よくミックスされて、バランスがちょうどいい感じがします。
ストラスブルゴは、メンクラでもよく着せていただいてます。あと、ヴァルカナイズ・ロンドンのグローブ・トロッターの一番大きいサイズを持っています。ジョンスメドレーのニットは何枚かクローゼットにありますよ。
僕はコンサバ好きなので、シンプルにTシャツやニットにパンツ、冬はダウンを羽織ったり‥‥。夜、ちょっとしたレセプションパーティーに出かける時は、薄手のタートルニットにジャケットをプラスします。特にハマっているのが、ニューバランスのスニーカー。もう大好きで、150足はあります。ここ1ケ月にも7足買ってしまった(笑)。
40歳になった記念に、ライカMPとレンズを購入しました。どこに行くにも持ち歩いています。撮るのは景色や気になったモノや人。景色を眺めたり、新しい刺激をもらっています。
そもそも僕って家でTVでお笑いを見ながらゆっくりしてたいんです。
お笑いが大好きで、吉本新喜劇は昔からよく見ています。
見た目やファッションよりも、女性の好みで一番大事なのは、匂いなんです。香水のセレクトとかそう言うことではなくて、その人自身の香りや息の匂いとかボディクリームや香水など、いろんなものが混じり合った香り。匂いが好きなだけで、その人のことが好きになっちゃうこともあるくらい(笑)
恋人とクリスマスディナーだなんて、恥ずかしくて僕には無理かも。憧れるのは、ケーキを家に買って帰って、家族と穏やかに過ごすクリスマスパーティー。いつか子供と一緒にクリスマスツリーを飾りつけするのも楽しいだろうな。
Profile
モデル
櫻井貴史さん
Takashi Sakurai
1979年、茨城県生まれ。高校在学中からモデルとしてのキャリアをスタート。以後、雑誌、ドラマ、CM、広告と幅広いジャンルで活躍。現在は、「メンズクラブ」「東京カレンダー」のカバーモデルも務める。